ポップアート界の頂点にいるアンディ・ウォーホル|高額査定を受ける為に知っておきたい事前知識・価値
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ポップアート界の頂点にいるアンディ・ウォーホル

アンディ・ウォーホルは、ポップアートの旗手の一人で、大量生産、大量消費社会をテーマに表現し、生活に身近なものや、誰もが知っている有名人を素材にし、芸術を大衆と身近な存在にした人です。
元々は商業デザイナーなので、クライアントを大衆に置換した際、何がウケるのかを察知しやすかったのかもしれません。 アンディがテーマにしたのは、スープ缶であったり、バナナであったり、ホルスタインであったり、花であったり、身近にあるものです。
それをアートに変換した時に、そういえば作品を見るまで注意深く観察した事がないなと気付かされ、本質はこんなに美しいものだったのかと、今まで何も思わなかった価値観を生ませます。その他、マリリンモンローやエルヴィス・プレスリー、エリザベス・テイラーなどの有名人もモチーフにしました。
アンディ・ウォーホルは、作品を量産する為に、シルクスクリーンを多用しました。前々回にシルクスクリーンについて書きましたが、シルクスクリーンは大量生産に非常に適している印刷方法です。
その上、細かいインクの色も選べます。とても発色がいいです。金、銀など特殊なインクも使えます。上記作品の色と発色は、シルクスクリーンの特徴といえます。
ポップアート界の頂点にいるアンディ・ウォーホルが、シルクスクリーンを多く使用した事と、その作品のインパクトから シルクスクリーンの認知度が上がっていきました。
アンディ・ウォーホルは、自らの工房をファクトリー(工場)と名付け、作品を大量生産する為に労働者を雇用しました。量産し、たくさん流通しました。その事で、高尚と思われていたアートの垣根をグっと低くしました。
これにより、アートとデザインの境界線を曖昧にしました。経済発展の最中のこのようなポップアートのムーヴメントは必然であったと思います。本人は、「芸術に対してロマンチックな幻想が全くない、ただの職業だ」と、クールな考え方のようでした。ウォーホルの作品はコチラよりご確認下さい。
2012年12月4日放送|開運 なんでも鑑定団
A・ウォーホルのシルクスクリーン
●A・ウォーホルのシルクスクリーン
●鑑定士(永井龍之介)の出した金額:\5,000,000
【鑑定士総評】
1975年の作品。ミック・ジャガーのポートレートはウォーホル自ら撮影したもので、顔に輪郭線を描き加えることで表情や動きをとらえている。シルクスクリーンの特長をよく活かし、マスメディアによってイメージが増幅される事をも表現している。限定250部作られた物で一点物ではないが、数多く流通する事に芸術的な意味がある。
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