アンディ・ウォーホルのシルクスクリーン|高額査定を受ける為に知っておきたい事前知識・価値
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アンディ・ウォーホルのシルクスクリーン

19世紀末、ニーチェが「神は死んだ」と言った。これは来るべき20世紀モダニズム社会への警鐘であった。1960年代、アメリカは高度経済成長の只中にいて、モダニズムの社会だった。大量消費社会の背景にあるのは、物質文明である。人間は神など信じていない。「物」を信じ、「物」を作り出す「機械」を信じ、その機械に支配される。そんな時代が衰えていくどころか、どんどん加速していった。「物」の中に「情報」も含まれる。すなわちマスメディアである。
●ウォーホルの作品
大量消費社会を加速させていくのは、大量に消費される情報である。「情報」がかつての「神」に取って代わったのである。 1961年、史上最年少の大統領ジョン・F・ケネディの誕生に全米がわいた。同年、ベルリンの壁が築かれ、東西ドイツ分断。 1962年、キューバ危機。同時にアメリカはベトナムに一万6500人の「ミリタリー・アドバイザー」を送りこむ。 1963年、ベトナムからの完全撤退を考えていたケネディ大統領が暗殺される。このあとアメリカはベトナム戦争へと突入してしまう。
1962年、マリリン・モンローが謎の死をとげる。ウォーホルは同年、「ゴールド・マリリン」を制作した。金色はヨーロッパではキリスト教の宗教画によく使用される。聖母マリアやイコン画などである。マリリンはウォーホルにとって「イコン」であった。それだけではない。病めるアメリカにとって、イコン的な作品が「ゴールド・マリリン」である。ウォーホル 買取
「物」が溢れている社会は、その裏で「虚無感」がつきものである。ウォーホルはマリリン・モンローや毛沢東の顔を繰り返した。曼荼羅のように顔を並べただけ。交通事故の写真や電気椅子も繰り返した。事故の写真も一枚だけならリアリティーを持って見ることができる。しかしマスメディアはこれを繰り返すのだ。繰り返し繰り返し情報を流す。その過程で、リアリティあるものが、虚無化してしまう。「神」が死んだ時代にふつふつと湧いてきた「虚」の世界。これをつかんだのがウォーホルの天才であった。
きらびやかな消費社会の裏側にある、どうにもならない重苦しい雰囲気、虚無感。光は強ければ強いほど、闇は暗いのである。現実を現実として見ることができない。あるのはマスメディアの情報だけ。本当は暗い闇から叫び声を上げたいのに、光あるきらびやかな世界に踊らされる。それは本当の自分ではないのだ。ウォーホルだけではなく、20世紀芸術にはこういった虚無感の叫びがある。ウォーホールの作品はコチラよりご確認下さい。
  • オランウータンウォーホル
    オランウータン
  • アフリカゾウウォーホル
    アフリカゾウ
  • マリリンウォーホール
    マリリン
2011年7月12日放送|開運 なんでも鑑定団 「in 木城」
アンディー・ウォーホル作 マリリン・モンローのシルクスクリーン
●アンディー・ウォーホル作 マリリン・モンローのシルクスクリーン
●鑑定士(永井龍之介)の出した金額:\1,500,000
【鑑定士総評】
シルクスクリーンは、孔版画の技法の一種であり、インクが通過する穴とインクが通過しないところを作ることで版画の版を製版し、印刷する技法である。シルクを使うかどうかにかかわらず、孔版画の技法のうちメッシュを使うものは全て極めて高い物。
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