平山郁夫の記念碑的作品|高額査定を受ける為に知っておきたい事前知識・価値
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平山郁夫の記念碑的作品

平山郁夫といえばシルクロードで、砂漠を描くために黄土色を多用したが、日本の風景を描くときは依頼品のように緑を使って日本の季節感を表現した。
2009年12月2日、惜しまれつつ亡くなった日本画家、平山郁夫の生地に建つ美術館。シルクロードを描いた大作のほか、幼少年期の作品や、さまざまな資料が展示されています。
東京芸術大学で助手を務めていた1959年(昭和34)頃、原爆症と思われる兆候が現れ、白血球が通常の半分以下になり、極度の貧血状態が断続的に続きました。
死の恐怖と対峙する日々のなかで、平山郁夫は大学の学生を率い、青森の八甲田山を巡る登山のような強行軍の写生旅行に出かけます。
自らの限界に挑む若き画家に、5月の燃え上がるような新緑は生命力の蘇りを感じさせました。その旅から戻ったある日、新聞の小さな記事が、画家平山郁夫に決定的な転機をもたらしました。
「東京オリンピックの聖火は、シルクロード経由で運んではどうか」というその記事をきっかけに、一つの絵の構想が浮かびました。それは、シルクロードの砂漠をゆく旅の僧がオアシスに辿り着く情景でした。
中国・唐代の求法僧、玄奘三蔵法師のイメージを描いた院展出品作で、平山郁夫美術館のロビーを飾る陶板の原画《仏教伝来》は、小さな新聞記事がきっかけとなって生まれたのです。
「死ぬまでに1作でいいから平和を祈る作品を残したい」という願いから生まれたこの作品は、美術評論家・河北倫明の新聞紙上の院展評に初めて取り上げられ、そのわずか二行の文字は、若き日の平山郁夫にとってはなによりの励ましとなりました。
《仏教伝来》(佐久市立近代美術館所蔵)は、平山郁夫の画業の「仏伝」と「シルクロード」連作の出発点となる記念碑的作品となりました。平山郁夫の情報はコチラよりご確認下さい。
  • 宮島平山郁夫
    宮島
  • 法隆寺平山郁夫
    法隆寺
  • 三月堂平山郁夫
    三月堂
平山郁夫美術館

●〒722-2413 広島県尾道市瀬戸田町沢200-2
●開館時間:9時~17時(入館は16時30分まで)
【2014年度上半期特別展】
■館蔵品展「平山郁夫の原点 瀬戸内・シルクロード」(仮)会期:7/16(水)~9/2(火) ■「平山郁夫 日本の世界遺産を描くⅡ」(仮)会期:9/3(水)~10/25(土)
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