日本画壇の重鎮|高額査定を受ける為に知っておきたい事前知識・価値
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日本画壇の重鎮

日本画壇の重鎮小倉遊亀が105歳で天寿を全うしてから10年がたつ。1938年、43歳で「浴女その一」を発表し画壇に新風を吹き込んだ遊亀は、戦後も次々と意欲作を発表し日本画の新たな表現に果敢に挑戦していった。
その画家が、70歳を過ぎてから盛んに取り組んでいったのが梅の作品だった。禅の世界では、梅は寒さに耐えて春一番に花開くことから、厳しい修行に耐えて悟りに至る境地にたとえられている。
「絵を描くことは坐禅(ざぜん)と同じ、対象に宿る美しさを発見するためには無心に物を見る態度を養わなければならない」と考えていた遊亀。己の画業を「求道精進」と位置づけていた画家の庭には大好きな梅があった。
70歳を過ぎてから遊亀は「人間は年老いて老醜のみじめさを味あわねばならないが、梅は年老いて美にますます深みを増す」という言葉を残している。老いていく自分を鼓舞し、生きる勇気を与えてくれるのが梅の花だった。88歳の「つかのま」96歳の「咲きそろう」など年とともに遊亀の梅の作品は艶(つや)やかさを増していく。
それは梅と同化し、自然と一体になっていく過程とも受け取れる。小倉遊亀 青梅はコチラよりご確認下さい。
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