家族や友人を想う画家|高額査定を受ける為に知っておきたい事前知識・価値
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家族や友人を想う画家

初めて香月さんに会ったのは、ニューヨークのパークアベニューにあったジャパン・ソサエティーの一室である。何かの手続きでパスポートが入用になったら、香月さんは無造作にズボンをゆるめ、腹巻からそれを出した。
それまで私の親しんできた香月さんのモダンな画風と、そぐわないような気がしたから今でも鮮やかに覚えている。その後1968年、私の「旅」という詩のシリーズに香月さんは絵をつけて下さった。
ニューヨークでのわずかばかりの御縁に甘えるのはどうかろ思って、私は尻ごみしたのだが、べつになんの打ち合わせもなく、見事としか言いようのない絵が出来上がった。絵そのものもそれぞれに軽みの中にのびやかな抒情を感じさせて美しいが、詩との符合がまた憎らしいくらい決まっているのだ。
その御礼をかねて三隅へうかがった折りには、地のワインの一升瓶がずらりと並んでいるのに度肝を抜かれた。一日一本は空にするときいたが、酔って焼きものに絵付をする香月さんは楽しそうだった。私は魔法のようにものの形が一瞬にして現れるその筆先から目が離せなかった。
香月さんは私にまで、毎年年賀状を下さった。葉書にその年の十二支を端的な線でウィッティに画いたそれは、どの年も我が家に来る年賀状の中の文句なしのピカ一だった。それにはシベリア・シリーズに現れた鬱屈したものと表裏をなす、香月さんの生きる歓びが感じられた。
画家香月泰男は生前親しい人達に手描の年賀状を送られていました。その図柄は何とも洒脱であたたかみのある、もらわれた人の心を楽しませ、和ませた年賀状でした。此度その作品を何らかの形に残したいと思い、婦美子夫人のお許しを頂き伝統手摺木版の技を生かして出版する事となりました。
家族や友人を想う画家香月泰男本人のメモリアルの記録として、又画伯の偉業を偲ぶ作品として新世紀に向けて皆様にお届け致したく制作致しました。尚、作品上の印は、画伯が生前愛用された自刻の印を一点一点押印致しました。香月泰男 年賀状はコチラよりご確認下さい。
2011年9月20日放送|開運 なんでも鑑定団「in 住吉」
香月泰男の油絵
●香月泰男の油絵
●鑑定士(永井龍之介)の出した金額:\2,800,000
【鑑定士総評】
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