大橋翠石の屏風|高額査定を受ける為に知っておきたい事前知識・価値
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大橋翠石の屏風

戦後60年。この歴史の節目に、再び光が当たり始めた神戸ゆかりの日本画家がいる。大橋翠石(すいせき)(1865―一945年)。毛並み一本まで細密に描き上げる迫真の虎の絵で、全盛期には横山大観や竹内栖鳳と並ぶ高い評価と人気を誇ったという。
くしくも、今年は翠石の没後六十年でもある。かつて一世を風靡(ふうび)した「虎の画家」はどんな人物だったのか。(三上喜美男)
没後60年、再評価の兆し/孤高の道 守り抜く学習院大学大学院で日本美術史を専攻する村田隆志さん(26)=神戸市出身=は、小学校の遠足で須磨離宮公園を訪れた際、教師が口にした言葉を覚えている。
「この辺に、有名な画家がいたらしい」 誰のことなのか。大学で美術を学ぶようになってから調べてみた。その画家が翠石だった。 調査を進めると、意外な事実が次々に判明した。
明治33(1900)年のパリ万博で日本人でただ一人、最高賞の「金牌(ぱい)」を受けたこと、明治天皇や皇后、朝鮮の李王家に絵を献上していたこと...。老境を迎えた昭和初期には、日本画壇を代表する竹内栖鳳や横山大観と並ぶ高い画価が付けられるほどの人気を誇っていた。
ところが、輝かしい画業とは裏腹に、今では名を知る人がほとんどいない。兵庫県内の美術館にも、作品は一点もない。「なぜなのか」。村田さんの疑問は深まった。
翠石は岐阜県大垣市の染物業の二男で、本名は卯三郎。父親の影響で幼いころから絵をかき、地元や京都、東京で南画の腕を磨いた。 神戸に移ったのは大正元(一九一二)年、四十八歳のころ。
故郷の大垣を離れ、須磨離宮公園の近くに千坪の邸宅を構えた。「結核を患ったため、温暖な神戸で療養をと考えたのでは」と、村田さんは推測する。
すでに名を上げていた翠石を、神戸では武藤山治や松方幸次郎ら財界人が後援会を結成して迎えた。虎の絵は神戸でも評判となり、当時「阪神間の資産家で翠石作品を持っていないのは恥」とまでいわれたという。
神戸では悠々自適の暮らしを送った翠石だが、昭和二十(一九四五)年、大空襲のあとで大垣に疎開。終戦後、老衰のため愛知県の娘の嫁ぎ先で亡くなっている。
円山応挙をはじめ虎を描いた日本画家は数多い。だが、翠石は本物の虎を写生したリアルさで群を抜く。中でも、自ら考案した平筆を駆使した毛並みの描写は圧巻だ。この画風で、パリ万博に続き米国セントルイス万博と英国の日英博覧会でも「金牌」を受賞した。
虎だけでなく、ライオンやオオカミ、鹿、鶴など多様な動物画を描いた翠石。神戸に移ってからは、背景に遠近感や立体感のある山林や雲などの背景を描き、独自の画風を完成に近づけた。
神戸時代の画風を「須磨様式」と名づけた村田さんは、そこに西洋絵画の影響をみる。「当時、松方コレクションはすでに散逸していたが、松方が集めた洋画はまだ神戸にあったはず。翠石がそれらを目にした可能性がある」
海外で華々しい成果を挙げながら、画壇とは交わらず、権威ある文展や帝展、院展に出展することもなく、わが道を歩んだ翠石。「孤高の生き方ゆえに、多くの作品が所在不明となり、名前すら忘れられたのでは」と、村田さんは考える。
現在、村田さんは神戸市内に住む遺族の協力で作品の確認などの調査を進めている。近い将来、京都や神戸で回顧展を企画し、名を世に戻したいと願っている。 当の翠石は、明石市内に移された墓石の下で静かに眠っている。
※藤井寺市で歯科医院を経営している三村さん、夜9時まで診察しているので「仕事帰りでも通える」と多忙な会社員に大好評。ただ、三村さんが大の阪神タイガースファンであるため、試合のある日はテレビを見ながら診療している。
(もちろん患者が承知した時だけ)お宝は2003年のタイガース優勝記念に買ったもの。虎の絵を家に飾ろうと思い、インターネットで物色して見つけた。知らない作者だったが、堂々とした虎の表情に惚れて即決。37万円で購入した。自分なりに調べた所、「日本一の虎の画家」と謳われる大橋翠石の作品と判り仰天。しかし、偽物が多いらしいので、真贋が気になって仕方ない。
2010年5月4日放送|開運 なんでも鑑定団
大橋翠石の屏風
●大橋翠石の屏風
●鑑定士(阿藤芳樹)の出した金額:\2,000,000
【鑑定士総評】江戸期の画家との大きな違いは、輪郭線を描かないこと。平たい筆で毛描きをすることでリアルな虎を描ききっている。落款の「翠石」の石の字に点がうってあるが、この点は46歳以降はなくなるので、おそらく40代前半の作品。
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